125ccバイクを運転したい! 小型限定普通二輪免許取得の難易度や流れ、費用を徹底解説!
125ccバイクに興味があるものの「どの免許が必要なのか分からない」「取得費用や期間はどのくらいかかるのか」と悩んでいないでしょうか。125ccバイクは、通勤・通学から街乗りまで幅広く活躍するため人気があります。一方で、原付一種との違いや、2025年から始まった新基準原付制度について、混乱している方も少なくありません。
本記事では、小型限定普通二輪免許の特徴や取得の流れ、費用相場を分かりやすく解説します。普通自動車免許を持っている方向けの取得ルートや、新基準原付との違いも整理するので、ぜひ参考になさってください。
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目次
125cc以下のバイクと小型限定普通二輪免許の特徴
125cc以下のバイクは「原付二種」に分類されます。50cc以下の原付一種よりも走行性能が高く、通勤・通学や街乗り用途で人気です。運転するには「小型限定普通二輪免許」が必要となり、スクーターからMTモデルまで幅広い車種へ乗車できます。維持費と実用性のバランスが取りやすく、初めてのバイクとして選ばれるケースも少なくありません。
ここからは、小型限定普通二輪免許と125cc以下のバイクの基本を解説します。
免許には「AT限定なし」「AT限定」の2種類がある
小型限定普通二輪免許には「AT限定なし」と「AT限定」の2種類があります。AT限定なしはMT車へ乗ることができ、クラッチ操作やギアチェンジを楽しめる点が特長です。一方、AT限定はスクーターなどのAT車のみを運転できる免許です。クラッチ操作が不要なため、通勤・通学用途で選ばれるケースもあります。
また、AT限定の方が教習時間や費用を抑えやすい場合があります。ただし、将来的にMT車へ乗りたい場合は、後から限定解除が必要です。乗りたい車種や用途に合わせて選択しましょう。
125cc以下のバイクには「速度制限」「2段階右折の義務」がない
125cc以下の原付二種は、50cc以下の原付一種とは交通ルールが一部異なります。原付一種には法定速度30km/hの制限がありますが、原付二種は一般道で自動車と同じ60km/hまで走行可能です。また、交差点での2段階右折義務もありません。
そのため、幹線道路や交通量の多い道路でも流れに乗りやすくなります。通勤・通学時の移動負担を軽減しやすい点は、大きなメリットといえるでしょう。ただし、125cc以下のバイクは高速道路や自動車専用道路を走行できないため注意が必要です。
125cc以下のバイクは2人乗り走行ができる
125cc以下のバイクは、条件を満たせば2人乗り走行が可能です。小型限定普通二輪免許を取得してから1年以上経過しており、タンデムシートやステップを備えた車両であれば、同乗者を乗せて走行できます。
50cc以下の原付一種では2人乗りが禁止されているため、大きな違いの一つです。通勤だけではなく、ツーリングやレジャー用途でも活用しやすくなるでしょう。一方、2人乗り時は制動距離や車体バランスが変化します。安全運転を意識し、余裕を持った運転を心掛けてください。
125cc以下のバイクは維持費が安く「ファミリーバイク特約」を利用できる
125cc以下のバイクは、比較的維持費を抑えやすい排気量です。軽自動車税や自賠責保険料が安めに設定されており、通勤・通学用として高いコストパフォーマンスを期待できます。
また、自動車保険へ付帯できる「ファミリーバイク特約」を利用できる場合があります。通常のバイク保険より保険料を抑えられるケースもあり、家計負担軽減につながるでしょう。ただし、補償内容や年齢条件は保険会社によって異なります。用途によっては通常の任意保険が適している場合もあるため、事前確認が重要です。
125ccバイクの魅力
125ccバイクは、実用性と走る楽しさを両立しやすい排気量です。通勤・通学や買い物などの日常用途で扱いやすく、初めてのバイクとして選ばれるケースも少なくありません。一方で、一般道では交通の流れに乗りやすい性能があり、50cc原付より余裕を持って走行しやすい点も魅力です。
車体が比較的コンパクトなため、狭い道や駐輪場でも扱いやすい傾向があります。また、燃費性能に優れた車種も多く、維持費を抑えやすい点も特徴です。スクーターからMTモデルまで選択肢が豊富であり、用途や好みに合わせて選びやすいでしょう。
さらに、エンジンを高回転まで回しながら走る「バイクらしい楽しさ」を味わいやすい点も人気の理由です。街乗りだけではなく、近距離ツーリングを楽しむ方もいます。ただし、高速道路を利用できないため、長距離移動中心の場合は用途との相性を確認することが大切です。
125ccバイクを運転する際の注意点
125ccバイクは利便性が高い一方で、利用時には注意点もあります。特に、交通ルールやメンテナンス管理を理解しておくことが重要です。購入前に特徴を把握しておくことで、利用後の後悔を防ぎやすくなるでしょう。
まず、先述のように、125cc以下のバイクは高速道路や一部の自動車専用道路を通行できません。長距離移動では一般道中心のルートになるため、事前確認が必要です。ナビ設定によっては自動車専用道路へ案内される場合もあるため、走行前に確認しておくと安心でしょう。
また、125ccバイクには車検義務がありません。そのため維持費は比較的安く抑えやすい反面、タイヤ・ブレーキ・オイルなどの消耗品管理は自己責任となります。メンテナンス不足は故障や事故につながる可能性があるため注意してください。
さらに、雨天時や冬場は路面状況の影響を受けやすくなります。ヘルメットやグローブなど、安全装備も含めて準備することが大切です。通勤用途では駐輪場ルールも確認し、無理のない範囲で活用しましょう。
125ccバイクまで運転できる小型限定普通二輪免許の難易度は?
警察庁の「運転免許統計」によると、平成30年度の普通二輪免許試験の合格率は約73.7%、AT限定では約70.9%でした。令和5年度は合格率が約66.7%、AT限定で63.4%と、やや難易度が上がっています。
ただし、取得ルートによって難易度は異なります。主な方法は「一発試験」と「指定自動車教習所」の2種類です。それぞれ特徴や必要期間が異なるため、自分に合った方法を選ぶことが重要です。以下で詳しく見ていきましょう。
※参考:警察庁交通局運転免許課.「運転免許統計 平成30年版」.https://www.npa.go.jp/publications/statistics/koutsuu/menkyo/h30/h30_main.pdf ,(参照2026-05-20).
※参考:警察庁交通局運転免許課.「運転免許統計 令和6年版」.https://www.npa.go.jp/publications/statistics/koutsuu/r06main.pdf ,(参照2026-05-20).
運転免許試験場での「一発試験」は難易度が高い
一発試験とは、教習所へ通わずに運転免許試験場で直接試験を受ける方法です。受験費用を抑えやすい点はメリットですが、高度な運転技術や安全確認の徹底が求められます。
特に、一本橋やクランクなどの技能試験は難関になりやすく、初心者や未経験者が1回で合格するケースは多くありません。試験独自の減点基準もあるため、結果的に複数回の受験となり、時間や費用が増える場合があります。
既にバイク経験がある方には選択肢となる場合もあります。しかし「費用を抑えたい」という理由だけで選ぶと苦戦しやすいため注意が必要です。未経験者の場合は、難易度を踏まえて検討しましょう。
指定自動車教習所なら確実かつスムーズに取得可能
指定自動車教習所では、基礎から段階的に運転技術を学ぶことができます。指導員によるサポートを受けながら、安全確認や操作方法を身に付けられる点が特長です。初心者にとって、一般的かつ取得しやすい方法といえるでしょう。
また卒業検定へ合格すれば、運転免許試験場での実技試験が免除されます。そのため、一発試験と比べてスムーズに進めやすいです。普通自動車免許を持っている場合は学科教習が一部免除され、AT限定であれば教習時間を短縮できる場合もあります。
最近は短期集中プランを用意している教習所もあります。ただし、卒業には技能習得と検定合格が必要です。無理なくスケジュールを組みながら、安全運転を身に付けていきましょう。
125ccバイクまで運転できる小型限定普通二輪免許を取得する流れ
小型限定普通二輪免許には、複数の取得ルートがあります。選ぶ方法によって、教習内容や取得期間は異なります。費用や難易度にも差があるため、自分に合った方法を選ぶことが重要です。
また、AT限定とMTでも必要な教習時間が変わります。以下では、ケース別に取得までの流れや期間を詳しく解説します。
【普通自動車免許あり】指定自動車教習所での流れと期間
普通自動車免許を持っている場合、交通ルールに関する基礎知識がある前提となるため、学科教習は1時間のみです。AT限定の場合、技能教習は8時間が基本となっており、最短で2日程度で卒業できるケースもあります。
一般的な流れは、入校手続き後に技能教習を進め、卒業検定へ合格した後、運転免許試験場で免許交付を受ける形です。MTの場合は技能教習時間が増えるため、AT限定より期間が長くなる傾向があります。
また、教習予約状況や技能習得状況によって必要日数は変動します。バイク未経験者はクラッチ操作へ慣れるまで時間がかかる場合もあるため、余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。
【普通自動車免許なし】指定自動車教習所での流れと期間
普通自動車免許を持っていない場合は、交通ルールから基礎的に学ぶ必要があります。そのため、学科教習26時間に加え、技能教習はATで10時間、MTで12時間が基本です。
教習では、発進・停止などの基本操作だけではなく、安全確認や危険予測も段階的に学びます。教習修了後は卒業検定を受験し、合格後に運転免許試験場で免許交付を受ける流れです。
また、バイク未経験から取得を目指す方も多くいます。一方で、学科試験対策や技能練習を継続することは重要です。教習期間は通学頻度によって異なりますが、数週間〜1カ月程度になるケースもあります。焦らず基礎から学んでいきましょう。
運転免許試験場での一発試験ルートの流れと期間
一発試験ルートは、教習所へ通わずに運転免許試験場で直接試験を受ける方法です。まず適性検査を受け、その後に学科試験と技能試験を受験します。普通自動車免許を持っている場合、学科試験は免除されます。
技能試験へ合格した後は、取得時講習などを受講し、免許交付を受ける流れです。教習所より短期間で取得できる可能性はありますが、技能試験の難易度は高い傾向があります。
特に、一本橋やクランクなどの課題で苦戦し、再受験となるケースも少なくありません。そのため、結果的に期間が長引く場合もあります。また費用は抑えやすい一方、自己練習環境が必要になる点にも注意してください。
125ccバイクまで運転できる小型限定普通二輪免許の取得費用
小型限定普通二輪免許の取得費用は「指定自動車教習所」と「一発試験」で大きく異なります。また普通自動車免許の有無や、AT限定・MTによっても必要な費用は変わります。教習費だけではなく、試験費用や講習費なども発生するため、全体像を把握しておくことが重要です。
さらに、追加教習や再検定が必要になると、想定より費用が増える場合もあります。以下では、取得ルート別の費用目安を詳しく解説します。
指定自動車教習所を利用した場合の費用
指定自動車教習所を利用する場合、普通自動車免許を持っている方は約10万〜13万円が一般的な相場です。一方、普通免許を持っていない場合は、学科教習が増えるため約13万〜18万円程度になるケースがあります。
主な費用には、教習費・検定料・教材費などが含まれます。また、MTはAT限定より技能教習時間が長くなるため、費用が高くなるのが一般的です。
なお、地域や教習所によって料金体系は異なります。短期集中コースは追加料金が必要になる場合もあるでしょう。さらに、補習や再検定が発生すると追加費用がかかるケースもあります。キャンペーン割引を行う教習所もあるため、事前比較がおすすめです。
一発試験にかかる費用
一発試験ルートでは、受験料や試験車使用料が必要です。また技能試験へ合格した後には、取得時講習費用や応急救護講習費用などが発生する場合があります。
教習所と比較すると初期費用は抑えやすいでしょう。しかし、不合格となった場合は再受験ごとに費用が必要です。そのため、複数回受験になると総額が増えるケースも少なくありません。
また、事前練習のために練習施設を利用する方もいます。地域によっては試験予約が取りにくく、交通費や待機期間が負担になる場合もあるでしょう。一発試験は、既にバイク経験がある方向けの取得方法として選ばれるケースがあります。費用だけではなく、難易度や必要期間も含めて比較することが大切です。
新基準原付(125cc)は普通自動車免許で乗れるって本当?
2025年11月から、新たに「新基準原付」の制度が適用されました。これは、排気量125cc以下であっても、最高出力を4.0kW以下へ制御した車両であれば、普通自動車免許に付帯する原付免許で運転できる制度です。
ただし「125ccなら全て普通免許で乗れる」という意味ではありません。従来型の125ccバイクのように、最高出力が4.0kWを超える車両については、引き続き小型限定普通二輪免許が必要です。誤って運転すると無免許運転となる可能性があるため注意してください。
また新基準原付でも、法定速度30km/hや2段階右折義務などのルールは従来の原付一種と同じです。購入時は「排気量」だけではなく「車両区分」を確認することが重要になります。
※参考:警察庁.「一般原動機付自転車の車両区分の見直しについて」.https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/menkyo/menkyo_nirinsha.html ,(参照2026-05-20).
125ccバイクのおすすめの種類
125ccバイクには、用途やデザインによってさまざまなタイプがあります。通勤・通学向けの実用モデルから、趣味を重視したモデルまで幅広く展開されており、自分のライフスタイルに合わせて選びやすい点が魅力です。
また、AT・MTどちらも選択肢が豊富で、初心者向けモデルも多くあります。以下では、代表的な125ccバイクの種類を紹介します。
日常使いに便利な「スクーター」
125ccスクーターは、通勤・通学や買い物など日常用途で高い人気があります。代表車種には、PCX125やリード125などがあります。ATモデルのため操作が比較的シンプルであり、バイク初心者にも選ばれやすいタイプです。
またシート下収納を備えた車種が多く、雨具や荷物を収納しやすい点も魅力といえます。燃費性能に優れるモデルも多く、街乗りとの相性も良好です。さらに、足つきや取り回しに配慮された車種が多いため、渋滞時でも扱いやすい傾向があります。
趣味性が高い「ネイキッド・レジャー」
125ccのネイキッド・レジャーモデルは、街乗りだけではなく、ツーリングやアウトドア用途でも人気があります。代表車種としては、CT125ハンターカブやダックス125などが挙げられます。
これらはギア操作を楽しめるモデルが多く、バイクを「操る楽しさ」を感じやすい点が特長です。一方で、クラッチ操作が不要なモデルもあり、初心者でも比較的扱いやすくなっています。
またキャンプツーリングとの相性も良く、カスタムを楽しむユーザーも少なくありません。比較的軽量な車体が多いため、日常使いと趣味性を両立しやすい排気量といえるでしょう。
本格的な走りを楽しむ「スポーツ」
125ccスポーツモデルは、小排気量ながら本格的なライディングを楽しめる点が魅力です。代表車種には、GSX-R125などがあります。フルカウルデザインを採用している車種も多く、スポーティな外観を好む方から人気があります。
またMTモデルならではのギア操作や、高回転域を生かした走りを楽しめる点も特長です。軽量な車体が多いため、比較的扱いやすく、スポーツ走行入門として選ばれるケースもあります。
さらに、ライディングフォームや操作技術を学びやすい点も魅力です。サーキットイベントで利用される場合もありますが、125ccならではの軽快さを生かしながら走行を楽しめます。
まとめ
125ccバイクは、維持費と利便性のバランスに優れた排気量です。通勤・通学だけではなく、ツーリングや趣味用途でも活用しやすく、多くの方から選ばれています。普通自動車免許を持っている場合、AT限定なら最短2日程度で取得できるケースがある点も魅力です。
一方で、2025年11月から始まった新基準原付制度により「普通免許で乗れる125cc」と「小型限定普通二輪免許が必要な125cc」が混在することになります。排気量だけではなく、最高出力や車両区分を確認することが重要です。
また、免許取得方法には教習所ルートと一発試験ルートがあります。初心者の場合は、基礎から安全運転を学べる指定自動車教習所を選ぶと安心でしょう。
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