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コラム 更新日:2023.02.15

小型二輪免許はAT?MT?どっちが人気?プロのインストラクターが解説

自分に合ったものを選ぶことが大切 AT 運転がラク 免許取得が早い MT テクニカルな運転 かっこいい

小型二輪免許を取得するとき気になるのが、「AT限定と限定なし(MT)のどちらがいいのか?」という点です。普通二輪免許と違い、小型二輪免許は安価に取得できるため、近年多くの方が小型二輪免許の取得のために教習所に通っています。
しかし、あらかじめAT限定かMTかを決めておかなければ後悔するケースもあります。たとえば、AT限定の二輪免許を取得した場合、乗れない車種のバイクが出てきます。自動車教習所に通う前に、AT限定とMTのメリットや費用面の違いを学び、自分にあったものを選ぶことが大切です。
この記事では、小型二輪免許のAT限定とMTの違いや、それぞれの免許で乗れるバイクの魅力、小型二輪免許を取得する流れや費用について、バイクビギナーの方にもわかりやすく解説します。

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小型二輪免許はAT?MT?どっちが人気?

小型二輪免許には、クラッチ操作がない車両のみ運転できるAT限定と、車両の制限がない限定なし(MT)の2種類があります。AT限定とMTのどちらを取得するかは、二輪免許を受験する多くの方が悩むポイントです。
二輪免許のAT限定・MTの長所や短所を整理し、自分に合った運転免許を取得することが大切です。ここでは、二輪免許のAT限定と限定なし(MT)の魅力をそれぞれ解説します。

小型二輪は近所へのお出かけや通勤・通学に向いたバイク

小型二輪免許(小型限定普通二輪免許)は、スクーターや小型電動バイクなど、排気量125ccまでのバイクに乗ることができる二輪免許です。

排気量 クラッチ操作
大型二輪 制限なし
AT限定 大型二輪 ×
普通二輪(中型二輪) 400cc以下
AT限定 普通二輪(中型二輪) ×
小型二輪 125cc以下
AT限定小型二輪 ×
原付(原動機付自転車) 50cc以下

小型二輪といっても、普通二輪や大型二輪と同様に時速30km/h制限がなく、原付では通行できない幹線道路の立体交差(アンダーパス)も通行でき、免許取得1年後は二人乗りも可能です。
小型二輪は150cc、250cc、400ccの3つのクラスがある普通二輪と比べ、排気量やパワーでは劣るものの、近所へのお出かけや通勤・通学、子供の送り迎えの際の利便性が高く、高い人気を集めています。
小型二輪免許にはAT限定と限定なし(MT)の2種類があり、乗車できるバイクの種類が異なります。AT限定で乗車できるクラッチ操作がないスクータータイプの車両と、MTで主流のネイキッドタイプ(車体を覆う外装であるカウルがない)の車両には、それぞれ次のようなメリット・デメリットがあります。

メリット デメリット
AT(スクータータイプ) ・車体が軽い
・足つきが良く、女性でも安心
・荷物を入れるスペースがある
・自動でクラッチ操作を行うため、
運転の楽しみが少ない
・バランスを崩しやすい
MT(ネイキッドタイプ) ・クラッチ操作やシフトチェンジ操作など、
運転の楽しみがある
・安定感がある
・荷物を入れるスペースがない
・足つきが良くない
・車体が重い

次からは、AT限定・MTを取得するメリットについて解説していきます。

ATの魅力は?運転操作が簡単で免許取得もスピーディー

ATの魅力は?運転操作が簡単で免許取得もスピーディー

小型二輪免許のうち、AT小型限定普通二輪免許を取得することで、クラッチ操作なしのAT二輪車に乗車できます。AT二輪車は足つきがよく、自動でクラッチ操作やシフトチェンジ操作を行ってくれるため、運転操作が簡単で、初めてバイクに乗るバイクビギナーの方でも安心です。
さらにAT二輪車は車体が一回り軽いため、車体を押して歩く際などの取り回しが良いのも大きなメリットです。クラッチ操作やシフトチェンジ操作など、バイク運転を楽しむのが目的の方というよりも、通勤や通学、子供の送り迎えなどが目的の方に適したバイクです。
また、AT限定はMTよりも免許取得までのスピードが早いというメリットもあります。2018年5月31日に道路交通法施行規則が改定され、1日に受講可能な技能教習の時間が3時間から4時間に伸びたためです。
普通自動車運転免許がある方の場合、AT限定の取得に必要な技能教習は8時間のため、最短2日で技能教習が完了します。「とにかく二輪免許が欲しい」「小型二輪免許を最短で取得したい」という方はAT限定が向いています。

普通自動車運転免許がある方の場合、AT限定の取得に必要な技能教習は8時間のため、最短2日で技能教習が完了します。「とにかく二輪免許が欲しい」「小型二輪免許を最短で取得したい」という方はAT限定が向いています。

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MTの魅力は?シフトチェンジが自在で乗り心地が抜群

MTの魅力は?シフトチェンジが自在で乗り心地が抜群

AT小型限定普通二輪免許ではなく、通常の小型限定普通二輪免許を取得することで、クラッチ操作のないAT二輪車に加え、MT二輪車(マニュアルトランスミッション車)に乗車できます。
MT二輪車の最大の魅力は、クラッチ操作やシフトチェンジ操作を手動で行うため、運転の楽しみが得られる点です。また、車体が重く安定性が高いため、乗り心地も抜群です。
近年はスポーツモデルのMT二輪車を中心に、シフトアップの際にアクセルを自動で戻す「クイックシフター」が標準搭載されているため、快適なシフトチェンジ操作が可能です。通勤や通学といった日常的な利用シーンに加えて、休日などにバイクでのお出かけを楽しみたい方は、MT二輪車が向いています。
ただし、小型二輪のMTを取得するには、普通自動車免許を取得している場合でも合計10時間の技能教習が必要です。運転免許がないか、原付免許しか取得していない方の場合、合計12時間の技能教習を受けねばなりません。

統計で見る小型二輪免許の人気度の違い

それでは、小型二輪免許のうち、AT限定と限定なし(MT)ではどちらの方が受験者数や合格数が多いのでしょうか。警察庁交通局運転免許課の令和2年版の「運転免許統計」によると、二輪免許のAT限定・MTの割合は以下の通りです。[注1]

受験者数 合格者数 合格率(%)
普通二輪 241,951 207,430 85.7
AT限定 8,640 6,994 80.9
小型限定 42,990 32,177 74.8
AT小型限定 30,684 21,935 71.5

警察庁の統計によると、普通二輪免許ではAT限定の割合が0.04%にも満たないのに対し、小型二輪免許ではAT限定の割合が71.3%と半数以上を占めています。
一因として、AT限定は技能教習の時間が短く、MTよりもスピーディーに免許取得できる点が挙げられます。小型二輪免許を取得する場合は、AT限定・MTそれぞれのメリットやデメリットを比較し、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
[注1] 警察庁交通局運転免許課:運転免許統計 令和2年版

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小型二輪免許の取得方法は?教習所利用と一発試験の違いを解説

小型二輪免許を取得する方法は「教習所利用」「一発試験」の2つです。
1. 自動車教習所で基本操作や交通ルールを学び、運転免許試験場で適性検査(自動車免許がない場合は学科試験も)を受ける
2. 運転免許試験場で一発試験(飛び込み試験)を受ける
小型二輪免許を取得する流れそのものは、AT限定もMTも変わりません。ここでは、小型二輪免許を取得する2つの方法の違いや、小型二輪免許の取得費用について解説します。

小型二輪免許は教習所で取得するのが一般的

小型二輪免許を取得する場合は、AT限定・MTいずれも自動車教習所に入学するのが一般的です。自動車教習所には「指定自動車教習所」「届出自動車教習所」の2種類がありますが、指定自動車教習所なら運転免許試験場での技能試験が免除されるため、必ず指定自動車教習所を選びましょう。
指定自動車教習所には、次のような入学条件があることが一般的です。

年齢 16歳以上
視力 両目で0.7以上(メガネ・コンタクト着用可能)
その他 色別、聴力(補聴器着用可能)、運動能力に問題がないこと

指定自動車教習所に通学する場合、まずは技能教習と学科教習を受け、二輪車の基本的な操作や交通ルールを学びます。技能教習の時間は普通自動車免許の取得の有無や、免許の種類がAT限定かMTかによって異なります。指定自動車教習所の卒業検定に合格すれば、運転免許試験場での技能教習が免除されます。

運転に自信がある人は小型二輪免許を一発試験で取得するケースも

運転に自信がある人は、指定自動車教習所ではなく、運転免許試験場でダイレクト受験をするケースもあります。一発試験に合格すれば、小型二輪免許を最短で取得できます。教習費用が発生しないため、小型二輪免許の取得費用が安いのもポイントです。
しかし、技能試験で使われる走行コースの難易度は非常に高く、バイクの運転に慣れた方でもなかなか合格できず、数回受験するのが一般的です。また、運転免許試験場は休日や夜間に試験を実施しておらず、社会人の方が受験しにくいというデメリットもあります。
バイクビギナーの方は、お近くの指定自動車教習所での免許取得がおすすめです。

小型二輪免許の取得費用は?教習所・一発試験の費用をそれぞれ比較

小型二輪免許の取得費用は、受験するのがAT限定かMTかによって変動します。また、指定自動車教習所を利用する場合は別途教習費用が発生します。

教習費用の目安
免許なし(または原付免許のみ取得) AT限定:13万円~
MT:14万円~
普通自動車免許あり AT限定:9万円~
MT:10万円~

指定自動車教習所での教習費用のほか、運転免許試験場での適性検査にも、法令で決められた受験料や手数料が必要です。受験料は1,750円、運転免許の交付手数料は2,050円で、合計3,800円の費用がかかります。

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小型二輪免許の種類は自分に合ったものを選ぶことが大切

小型二輪免許には、AT二輪車のみ乗車できるAT限定と、車両の制限がない限定なし(MT)の2種類があります。AT限定・MTともに強みや利用シーンが異なるため、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
とはいえ、小型二輪免許の取得が初めての方は、ちゃんと免許が取れるか不安かもしれません。東京での小型二輪免許取得なら、武蔵境自動車教習所がおすすめです。
武蔵境自動車教習所はプロのインストラクターが90名在籍しており(うち21名は女性)、バイクビギナーの方でも安心して入学していただけます。また、指定自動車教習所のため、卒業検定に合格すれば運転免許試験場での技能教習が免除されるのもポイントです。

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