バイク合宿とは?プロのインストラクターがわかりやすく解説
短期でバイクの免許を取得したい、早くバイクに乗りたいという方におすすめなのが、バイク合宿を利用して短期間で免許を取得する方法です。バイク合宿では最短10日以下で教習所を卒業できます。また毎日バイクに乗れるので、上達する速度もグッと早くなるのが特徴です。
本記事ではバイク合宿の魅力に加えて、バイク免許の種類やバイク合宿のスケジュールを解説しています。
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目次
バイク免許を最短で取りたい!バイクの免許を最短で取る方法は?
バイクは大型を除き16歳から取得でき、小柄で狭い道路でもスッと抜けていける機動性の高さが魅力です。原付、普通小型限定、普通、大型それぞれに必要な学科や技能教習が異なるので、より自分に合った免許を選ぶのがポイントです。
教習所に通うと免許取得までの期間が長い
バイクの免許を教習所に通って取得する場合、取得までの期間が非常に長くなってしまうことがあります。
免許を教習所で取得するためには、道路交通法を学ぶ「学科教習」と、実際に免許を取得した車種を操作して慣れていく「技能講習」を受ける必要があります。この教習の単位数は道路交通法によって明確に定められており、どの教習所に通っても同じ数の教習を受けなければなりません。
また教習所の人員に余裕がなければ、授業を希望通りに受けるのが難しくなり、自分のスケジュールを教習所に合わせる必要性も出て来ます。特に技能教習は予約しにくい傾向にあるようです。
最近では教習所の人気が再沸騰し、生徒が増えたことでさらに取得までの期間が長くなっています。
合宿なら最短10日以下で免許取得が可能
少しでも早く免許を取得したい人に便利なのが合宿免許です。バイク合宿の場合は、最短10日以下で免許を取得できることもあります。
合宿免許では免許取得までの学科と実技を一気に予約するため、最短で卒業が可能なのです。
バイク合宿の費用や卒業までの日数を解説
忙しい人や最短で免許を取りたい人におすすめなのが、バイク合宿です。バイク合宿では普通車の合宿免許と同じように、教習所近くに泊まり込み、ほぼ毎日の頻度で教習を受けられます。
学科や技能の予約を一気に行えるため、スケジュールが合わせやすいのが最大のメリットです。また費用も安く抑えられる傾向にあります。
そんなバイク合宿について魅力やポイントを解説します。
1. 技能試験が免除される
教習所に通う一番のメリットは技能試験が免除され、合格率が大幅に上がることにあります。
実は運転免許証は教習所に通わなくても取得することができるのです。教習所に通わなかった場合は、学科試験合格後に「運転免許試験場」で技能試験を受ける必要があります。しかし教習所を卒業した場合は「運転する技量がある」とみなされ、技能教習が免除されます。
ただし教習所を卒業する際も技能テストを受けなければなりません。それまでにプロの指導を受けられ、技能テストに合格する率が高くなる点が教習所に通うメリットです。
2. バイク合宿は最短10日以下で卒業可能!
教習所ごとに若干の差がありますが、バイク合宿の場合は最短10日以下で卒業できるプランが用意されています。
1日をたっぷり使って教習を行うので、学科と技能で毎日忙しくなりますが、その分卒業までの期間が短くなります。
また既に免許を取得している場合は、学科が大幅に免除される制度があります。その場合は技能教習のみを集中して行えるので、さらに数日期間が短くなります。
3. 通学よりも費用が安く宿泊費も込みの合宿所が多い
宿泊費も含まれている合宿なら費用も高いのではないかと思われがちですが、実は教習所に通うよりも合宿のほうが費用を抑えられることが多いです。
都心から離れた地方に宿泊し、短期間で効率よくスケジュールを組むことで、設備費や人件費を節約できるためです。
バイクの免許7種類!自分に合った免許を選ぶことが大切
バイクの免許には7つの種類があります。それぞれ取得条件や学科の合計数が異なるため、自分に合ったバイク免許の取得がおすすめです。
免許ごとに必要な学科数と技能教習の数は以下を参考にしてください。免許を取得していない場合の値です。
技能合計 | 学科合計 | |
---|---|---|
普通二輪小型限定 | 12 | 26 |
AT限定普通二輪小型限定 | 10 | 26 |
普通二輪 | 19 | 26 |
AT限定普通二輪 | 17 | 26 |
大型二輪 | 36 | 26 |
AT限定大型二輪 | 29 | 26 |
原付免許
【原付免許の取得条件】
● 16歳以上
● 総排気量50㏄以下
● 2人乗り不可
原付免許は技能試験ではなく「原付講習」として乗りこなすための授業が3時間行われるだけなので、取得しやすい免許です。
16歳から取得可能なので、登下校の個通手段として使用している高校生もいます。ただし操作は比較的単純でも、道路交通法はしっかり覚えなければなりません。
普通二輪小型限定免許
【普通二輪小型限定免許の取得条件】
● 16歳以上
● 総排気量125㏄以下
● 2人乗り可
普通小型二輪免許は125㏄以下のバイクを運転するための免許です。普通二輪小型から2人乗りができるようになります。
マニュアル車の免許なので、クラッチ操作(タイヤに動力を伝える動作)があり、慣れないうちは戸惑うことが多いかもしれません。
乗っているうちに次第に楽しさが増すのがマニュアル車の魅力なので、本当にバイクが好きという方にはマニュアル免許がおすすめです。
AT小型限定普通二輪免許
【AT小型限定普通二輪免許の取得条件】
● 16歳以上
● 総排気量125㏄以下
● 2人乗り可
● AT車限定
普通二輪小型のオートマチック車限定免許です。複雑なクラッチ操作がない分、取得しやすいと言われていますが、人によってはマニュアル車よりも操作が難しいと感じる場合も。
バイクはオートマチック車とマニュアル車それぞれに、メリット・デメリットがあるので、迷った方は操作方法を参考に、操作しやすい方を取得するのがおすすめです。2日間で免許取得出来ることや自分の都合に合わせて通えることも魅力です。合宿の教習時間は1日最大3時限なので、教習以外の時間の効率を考えると、空き時間が多いことで時間を持て余すことも考慮いただくと良いです。
普通二輪免許
【普通二輪免許の取得条件】
● 16歳以上
● 総排気量400cc以下
● 2人乗り可
● 高速道路可
普通二輪から高速道路を使用した走行が可能になります。排気量も増え、より遠くまで行けるようになります。
こちらも16歳から取得できるため、大人だけでなくバイク好きの高校生にも人気の免許です。大型二輪の免許を取得する前に、バイクに慣れるための期間としてまずは普通二輪免許を取得する方が多くいます。
AT限定普通二輪免許
【AT限定普通二輪免許の取得条件】
● 16歳以上
● 総排気量400cc以下
● 2人乗り可
● 高速道路可
● AT車限定
クラッチ操作に不安がある方は、オートマチック車限定の免許がおすすめです。マニュアル車が運転できないというだけなので、高速道路の通行や2人乗りの条件はマニュアル免許の条件と変わりません。
大型二輪免許
【大型二輪免許の取得条件】
● 18歳以上
● 総排気量の制限なし
● 2人乗り可
● 高速道路可
憧れの大型二輪免許では、総排気量の制限がありません。操作の難易度が一気に上がるため、普通二輪免許を取得し、普通二輪でバイク操作に慣れてから大型二輪に挑戦する方がほとんどです。
AT限定大型二輪免許
【AT限定大型二輪免許の取得条件】
● 18歳以上
● 総排気量の制限なし
● 2人乗り可
● 高速道路可
大型二輪にもオートマチック車限定の免許があります。マニュアル車とオートマチック車を比較した時、オートマチック車の方が簡単だと言われますが、大型二輪の場合はオートマチック車でもかなり難易度は高くなっています。
しかし400㏄を超える排気量ならではの楽しさがあるのは、大型二輪だけです。バイクが好きな方には特におすすめです。
バイク合宿の流れと1日のスケジュールをご紹介!
バイク合宿のスケジュールは、入校が決まって手続きがすべて完了した後に教習所から渡されます。優先して受けられる教習所が多く、スケジュール通りにこなせば最短10日以下で卒業できます。
ここでは一例として、取得免許がない人が普通二輪MT免許をバイク合宿で取得する際のスケジュール例をご紹介します。
バイク合宿で小型二輪MT免許を取得するときのスケジュール例
▽1日目
● 入校説明
● 適性検査(運転時に参考にする自分の性格を分析します)
● 学科×1
● 技能×2
▽2日目
● 学科×4
● 技能×2
▽3日目
● 学科×3
● 技能×2
▽4日目
● 学科×2
● 技能×2
▽5日目
● 学科×4
● 技能×3
▽6日目
● 救急救護(これも学科として計上される場合があります)
● 学科×2
● 技能×3
▽7日目
● 学科×4
● 技能×3
▽8日目
● 学科×3
● 技能×2(ここで卒業検定を受けて良いかの見極め教習が入ります)
▽9日目
● 卒業検定
時間的には毎日9時頃からスタートして、夕方の4時~6時の間に終わるため、かなりハードといえるでしょう。免許取得時の試験に備えて道路交通法を覚える必要がありますが、バイク合宿は免許取得に集中できるのがポイントです。
バイク合宿に参加する際の3つのポイント
バイク合宿に参加する際のポイントが4つあります。免許を取りたいと思った時にしっかり取得できるよう、事前にポイントを押さえておきましょう。
1. 合宿時期は4月~11月がおすすめ!
まずバイク合宿に参加する際は、4月~11月の時期を選びましょう。これは教習所のオフシーズンにあたるからです。
教習所が忙しくなるのは、卒業間近の学生が免許を取得し始める12月~3月です。この期間はバイク合宿を制限している教習所が多いので、事前に通いたい教習所のバイク合宿については、しっかり確認しましょう。
2. 期間限定でお得なプランを実施している教習所も
教習所によってはバイク合宿向けにお得なプランを用意している教習所があります。バイク合宿では教習所の近くに泊まれるので、多少遠い合宿先も選べることがポイントです。
比較範囲を少し広げ、さまざまな教習所を比較してみてください。
3. 教習所独自のオプションも要チェック
万が一に備えて教習所のオプションを利用するのもおすすめです。オプションを使えば、万が一のとき、追加料金を抑えることができます。
例えば技能検定になかなか合格できず教習所を卒業するのに時間がかかった場合、補講と再検定には追加費用が必要になります。このとき、オプションで料金が保障されていれば追加料金を考えることなく、技能検定に集中できます。
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