加速感を楽しめる大型二輪免許を取得するには?条件や費用、期間を解説
抜群の加速感や爽快感を堪能できる大型バイクは、ライダーの憧れです。しかし、年齢など法律的な条件をクリアするだけで簡単に取得できるものではありません。安全かつスムーズに運転するには、大型バイク特有の重さや大きさ、操作感に慣れる必要があります。せっかく挑戦するなら、効率的な方法で取得しましょう。
この記事では、大型バイクの魅力や取得に関する法的条件、効率良く免許を取得する方法を解説します。また、大型二輪免許に関する近年の法改正、気になる費用や必要な期間についても説明します。教習所を利用する際に知りたい教習内容や規定時限についても触れているので、大型二輪免許取得を目指す人はぜひ参考にしてください。
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目次
大型二輪免許で400cc以上のパワフルなバイクを運転できる
大型二輪免許は、バイクを存分に堪能したいライダーたちの羨望(せんぼう)を集める400cc以上の大型バイクを運転できる免許です。機能的には時速200〜300kmを超えることも可能な大型バイクは、そのパワフルで余裕のある加速感が魅力です。
また、安定感の高い走行により長距離ツーリングでも体への負担が少なく済みます。ドゥカティやハーレーダビッドソンなど、ライダーにとってのステータスシンボルであるバイクへと選択肢が広がることもメリットです。
AT免許の排気量上限は法改正により撤廃
過去、大型二輪車AT限定免許で乗れるバイクには排気量650ccまでという規定があり、一部のビッグスクーターしか運転できませんでした。しかし、道路交通法改正により2019年12月1日から排気量上限が撤廃されました。これから免許を取る人にとっては選択肢が広がる嬉しい変更です。
もちろん、法改正後もAT限定免許でMT大型二輪車に乗ることはできません。将来的な選択肢をさらに広げたい人はMT免許を取得するのが無難です。
大型二輪免許を取得する条件とは?
大型二輪免許取得には、満18歳以上という年齢制限があります。免許取得時に18歳になっていれば問題ないため、誕生日前から入校できる教習所もあります。視力は両眼で0.7以上かつ片眼0.3以上必要です。片眼の視力が0.3に満たない場合は、他眼の視力が0.7以上あり、視野が左右150度以上あれば規定の基準を満たします。
聴覚に関しては、大型二輪免許には規定がなく、聴覚に障がいのある人でも取得が可能です。色彩識別については、信号の色である赤・青・黄色を識別できる能力が必要です。運動能力については、認知やハンドル操作などの運転に支障となる身体障がいがないこと、もしくは補助手段により支障をなくせることが条件となっています。
いきなり大型二輪免許を取るのは難しい理由
前述した条件は、あくまで法的な規定を満たすためのものです。現実には、前述の条件クリアだけで簡単に大型二輪免許を取得できるものではありません。普通二輪車未経験の人が大型二輪車に挑戦することはかなり難しいからです。大型二輪車は非常に大きくて重く、普通二輪車の引き起こしや取り回しに慣れている人でさえ扱いには苦労します。
普通二輪車に乗れる人でも、大型二輪車のクラッチ操作やバランスに慣れず、転倒するケースもあります。そのため、まずは普通二輪車免許の取得から始めるのがおすすめです。普通二輪車免許を取得していれば、大型二輪免許取得の際にかかる教習費用も少なくて済みます。詳しくは後述しますが、教習時間も短縮できます。
一発試験の難易度はかなり高い
一発試験とは、教習所に通わず直接運転免許試験場へ行き、技能試験を受験する方法です。ほかの種類の免許を持っていなければ、学科試験の受験も必要です。一発試験のメリットは、費用が2万数千円程度と安く済むことです。
しかし、教習所のように十分な練習を積んでから試験に臨むことができないため、難易度はかなり高くなります。一発試験になかなか合格できずに10回受験を繰り返せば、結果として教習所に通うのと同程度の費用がかかってしまうでしょう。
大型二輪免許の取得費用・期間
大型二輪免許を取得する際は、基本的に合宿免許か自動車教習所への通学を利用することになります。教習所にもよりますが、既に普通二輪車MT免許を所持している場合、合宿免許なら最短で5泊6日、費用は10万円台での取得が可能です。
しかし、同じく普通二輪車MT免許を所持していれば、教習所への通学でも10万円台の費用で取得できます。規定教習はMTでも技能12時限だけなので、1日2時限の教習を受ければ1週間ほどで終えられる計算です。
普通自動車免許は学科教習や技能教習の規定時限が多いため、短期集中型の合宿で取るほうが費用は安いイメージがあるかもしれません。しかし、大型二輪免許の場合、既に普通二輪車の免許を持っていれば学科教習が免除となるため、合宿と通学にかかる時間と費用がほとんど同じになっています。
費用と時間に変わりがなければ、日常生活に支障をきたさない教習所での通学にメリットを感じる人が多いでしょう。
大型二輪免許取得の流れ
学科教習
ほかの種類の免許を所持していない、または原付免許のみ所持している場合、必要となる学科教習は26時限です。大型・中型・準中型・普通など自動車免許を所持している場合の学科教習は危険予測などを学ぶ1時限のみです。
MT・AT限定・小型限定を含む普通二輪車免許を既に取得している場合、学科教習は免除となります。また、AT限定大型二輪免許を既に所持しており、MT免許へとの限定解除する場合も学科教習はありません。
技能教習(第一段階)
免許を所持していない、または原付免許のみ所持している場合、第一段階の技能教習はMTなら16時限、AT限定なら9時限です。各種自動車免許を取得している場合は、MTは14時限、AT限定は7時限です。普通二輪車MT免許を取得している場合は、MTなら5時限、AT限定なら3時限です。
第一段階ではバイクの引き起こしや発進・停止、加速、進路変更などを学びます。引き起こしのコツ、カーブで流されないバランスの取り方、体重移動を使った操作感などを身につけることがポイントです。
技能教習(第二段階)
免許を所持していないか原付免許のみの場合、第二段階の技能教習は、MT・ATともに20時限です。各種自動車免許を取得している場合は、MT・ATともに17時限です。普通二輪車MT免許を取得している場合は、MTなら7時限、AT限定なら6時限です。
第二段階の内容は8の字やS字、クランクなどです。また、見通しの良くない交差点や急制動など、危険予測を伴う運転技術についても学びます。技術を身につけるだけでなく、法規走行をマスターすることがポイントです。
卒業検定
第二段階のみきわめが終われば、いよいよ卒業検定です。教習所内の決められたコースを走りつつ、課題走行と法規走行の基準を満たすことが合格条件です。卒業検定は100点より減点される減点方式で、終了時点で70点以上あれば合格です。
教習した内容を身につけていても、当日の緊張でミスを連発しては不合格になってしまいます。ミラー合わせ、エンジン始動、安全走行の動作など、初歩的な内容でもしっかりと確認しつつ行いましょう。
大型二輪免許取得なら武蔵境自動車教習所にお任せ!
AT限定の排気量上限がなくなったことで、大型二輪免許取得の選択肢は広がりました。一発試験の難易度は高いため、自分に合った自動車教習所を利用するのがおすすめです。武蔵境自動車教習所では大型二輪免許をより安全に、スムーズに取得できるよう、普通二輪車免許所持を条件としています。
一般的な社会人の男性なら、10万8,200円(税抜)から取得できるリーズナブルな料金設定が魅力です。取得までの所要時間が短く、休暇を取る必要もないため、日常生活に無理なく教習を組み込めます。卒業まで一括で予約できるオールプランもおすすめです。運転技術に不安がある人も、武蔵境自動車教習所でスムーズな免許取得を目指しましょう。