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コラム 更新日:2023.11.07

中型バイクの2023〜2024年人気モデルの傾向は?おすすめ車種をご紹介

排気量が250cc~400cc程度の中型バイクは、排気量の小さい原付や排気量が大きい大型バイクに比べて、操作性や走行性能のバランスが良いのが特徴です。

ブレーキングやコーナリングがしやすいためバイク初心者でも乗りやすく、サイズのバリエーションが豊富で自分に合った車体を選びやすくなっています。

高速道路を走行できる長距離に適した車種も揃っていて、ツーリングを楽しみやすいのも魅力です。

しかし中型バイクの種類は多く、どれを購入すべきか迷う方もいるでしょう。この記事では2023〜2024年人気モデルの傾向やおすすめ車種をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

※2020~2021年人気モデルについてはこちらをご覧ください

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中型バイクは250cc~400ccの普通自動二輪車

中型バイクは、排気量が250cc~400ccまでの普通自動二輪車を指します。

バイクの運転免許は排気量ごとに区分が分かれており、中型バイクに乗るには排気量125cc超~400cc以下に乗れる「普通自動二輪免許」が必要です。

いわゆる中型免許・中免と呼ばれるのは、この普通自動二輪免許のことです。

なお排気量が400ccを超えると大型バイクとなるため、普通自動二輪免許では運転できず大型自動二輪免許の取得が必要となります。

ひと口に中型バイクといっても、250cc〜400ccと排気量に差があるため、以下のように特徴が異なります。

・250cc:速度・パワーでは劣るものの、ラインナップが豊富。車検が不要なため維持費が安い
・400cc:大型バイクに匹敵するパワーと速度がありながらも、取り回し・足つきが良く小柄な人や女性でも扱いやすい

250ccのバイクは一般道メインのツーリングに適しており、目的地まで高速道路で向かうツーリングにも用いられます。

400ccはシーンを選ばない汎用性の高さが魅力で、街中や狭い道を問題なく走れるのはもちろん、長距離のツーリングも快適に走ることが可能です。

長距離のツーリングも街中での走行も楽しみたいなら400ccが、維持費を抑えて気軽にツーリングしたいなら250ccが適しています。

維持費と乗りやすさを求めるなら、中間の350ccという選択肢もあります。

中型バイクのデザインの種類

スタンダードなネイキッド

ネイキッドは「裸」という意味の通り、ライト周りやエンジン部分などが剥き出しになっているのが特徴で、バイクの代名詞ともいえるスタンダードなデザインです。

70年代後半まではカバー類のないネイキッドが主流でしたが、80年代に入って後述のフルカウルモデルが流行したことで、カウルのないモデルはネイキッドと呼ばれるようになりました。

フレームやエンジンが露出したデザインのため、軽量で取り回しが良いのが魅力。シンプルなデザインと操作性と足つきの良さから、初心者~上級者まで幅広く愛されています。

また最近では丸目一灯のシンプルなデザイン以外にも、シャープなヘッドライトやシュラウド、テールカウルなどを使用し洗練されたデザインのモデルも登場しており、従来のネイキッドと区別して「ストリートファイター」と呼ばれています。

通勤・通学などの日常使いはもちろん、ツーリングにも対応してくれるオールラウンダーです。

「街乗りからツーリングまでマルチに使いたい」「1台で幅広く楽しみたい」「シンプルデザインが好き」という人は、ネイキッドを選んでおけば間違いありません。

スポーツ感あふれるフルカウル

フルカウルはネイキッドバイク全体に、カウルと呼ばれるカバーを取り付けたバイクで、派手なカラーリングとスポーティーな流線形デザインが特徴的です。

このカウルは、もともと航空機のエンジンを覆うカバーを指し、走行風を整流して空気抵抗を減らしたり、運転手を走行風から守ったりしてくれるのが魅力です。

速度を上げやすいため高速道路でも走りやすく、体に受ける風を減らせることで長時間走行しても疲れにくくなります。

風以外にも、雨や走行中に飛んでくるゴミや虫などからも保護してくれます。

ただし前面からの風に強いものの、カウルにより横風の影響を受けやすいのがネック。軽いバイクの場合は、流されやすくなってしまいます。

またフルカウルの中でも、下記のように特化した性能を持つものもあります。

・スーパースポーツ:サーキットやレースで走れるような、ハイパワーで高い運動性能を持つバイク
・ツアラー:ロングツーリングを目的としたツーリング特化型バイクで、長距離でも疲れにくい

風の抵抗を減らしたスポーティーなモデルなので、長距離のツーリングを楽しみたい方や、見た目のかっこよさにこだわりたい方におすすめです。

圧倒的な存在感を誇るアメリカン

車体が長く低いのが特徴で、着座位置よりも大きく前方に突き出たステップが特徴です。アメリカでの定番スタイルのためアメリカンと呼ばれており、別名クルーザーとも呼ばれます。

ハーレーダビッドソンに代表される大柄な車体による圧倒的な存在感を放つのが持ち味のため、アメリカンを選ぶ人はより大柄で安定して走れる400ccを選ぶケースが多くなっています。

座席はゆったりと座れるようになっており、長時間の走行でもリラックスして運転できるのが魅力。車種によっては、ソファのような安定感があり疲れにくくなっています。

またシート高が低く大柄で安定感があるため、乗り手の体格を選ばないのもポイント。初心者から上級者まで幅広いライダーを受け入れてくれます。

ゆったりとした乗り心地・ライディングポジションから、週末のツーリングや長距離移動などをリラックスして楽しみたい方におすすめです。

「長距離ツーリングでもリラックスして座れるバイクがいい」「アメリカンなバイクに憧れる」のであれば、アメリカンを選びましょう。

実用性の高いビッグスクーター

ビッグスクーターは、排気量50ccのスクーターをそのまま大きくしたようなバイクで、普段使いしやすい快適な乗り心地と実用性が特徴です。

スポーツタイプのバイクのような前傾姿勢が必要なく、椅子に座るような姿勢で乗れるため楽に乗りやすいのが魅力。乗り手を選びません。

アメリカンに似たゆったりとしたライディングポジションと、クッション性の高いシートを備えているので、長距離の移動も楽に行えます。

またシート下に「ラゲッジスペース」を備えており、大きな収納スペースがあるおかげでショッピングや通勤・通学に使用しやすいのも魅力です。

こうした実用性の高さと快適性の高さから、どちらかというと走る楽しさを味わうよりも、普段使いにおける実用性を求める人におすすめです。

最近は250ccのスクランブラーが人気

バイクのジャンルは多岐にわたりますが、最近は250ccのスクランブラーが人気を博しています。

スクランブラーとは、オンロードバイクをベースにオフロードでも快適に走行できるように、装備をオン・オフのハイブリッド仕様にしたバイクのことです。

街乗りやツーリングはもちろん、自然豊かな場所や山岳地帯なども難なく走破できるのが大きな魅力。キャンプブームの追い風もあり、アウトドア好きをはじめ多くのバイカーに人気です。

日本のバイク市場は少子高齢化の影響もあり縮小傾向にあり、一般社団法人日本自動車工業会の調査によると、二輪車の保有台数は緩やかに減少傾向にあります。

しかし、新車購入台数は2020年度に37万5,000台と前年度から1万5,000台増えており、2017年度まで減少傾向だった普通・大型二輪免許取得者数も回復傾向にあります。

特に最近はSNSの影響もあり、奇麗な景色とおしゃれなバイクを撮影したツーリング写真・動画がInstagramやYouTubeなどで拡散しやすいことから、オン・オフ楽しめるスクランブラーが注目されています。

さらに世界的なネオクラシック・ネオレトロブームであることも、スクランブラーが再注目されるきっかけだといえるでしょう。

※参考:一般社団法人日本自動車工業会「2021年度二輪車市場動向調査について」

250ccのおすすめ中型バイク

CL250(ホンダ)

ホンダのCL250は、スクランブラースタイルのスポーツモデル。ライフスタイルの自由度を高めてくれるバイクだといえます。

後述するレブル250とフレーム・エンジンを共有していますが、レブル250よりも街でのカジュアルさ・自由な遊び心を感じるデザインに仕上げられているのが特徴です。

オン・オフどちらも楽しめるスクランブラーなので、街乗りはもちろんラットダートや軽い林道・山道なら躊躇なく走破できる幅広さが魅力です。

普段のショッピングから週末のツーリングはもちろん、ふらっと面白そうな脇道にそれても問題ないポテンシャルの高いバイクなので、街乗りやツーリング、アウトドアなど幅広いシーンで楽しみたい方に適しています。

街中で走っていても違和感のないカジュアルな見た目だからこそ、オールマイティにどこでも走れます。「1台で幅広く楽しみたい」方にとって、心強い相棒となってくれるでしょう。

CL250(ホンダ)のスペック

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 2,175mm×830mm×1,135mm
軸距 1,485mm
シート高 790mm
車両重量 172kg
最大乗車定員 2名
燃費 WMTCモード:34.9km/L(1名乗車時)
エンジン種類 水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒
エンジン最高出力 18kw(24PS)/8,500rpm
エンジン最大トルク 23N・m(2.3kgf・m)/6,250rpm
変速機形式 常時噛合式6段リターン

※出典:HONDA.「主要諸元 CL250」

レブル250(ホンダ)

レブル250は2017年に発売されたアメリカンタイプのバイクで、250ccクラスを代表する大人気モデルです。

完成度の高いデザインが特徴で、大人っぽいクールで落ち着いた雰囲気のバイクとなっています。

アメリカンタイプは大柄で存在感あるバイクですが、足回りのデザインをブラックで統一したことで、より重厚感あるデザインに仕上がっています。

デザイン性の高さから、カスタマイズを施さなくても満足すること間違いありません。

また50ccのスクーターと比べても引けを取らない足つきの良さがあるので、小柄な方や女性でも扱いやすく安心感があります。

扱いやすいバイクなので、初心者が初めて購入するバイクにもぴったりです。

アメリカンらしいゆったり感やシルエットに憧れるが、取り回しの良さを重視したい方や、クールで落ち着いた雰囲気のバイクを求めている方に適しています。

レブル250(ホンダ)のスペック

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 2,205mm×820mm×1,090mm
軸距 1,490mm
シート高 690mm
車両重量 170kg
最大乗車定員 2名
燃費 WMTCモード:34.1km/L(1名乗車時)
エンジン種類 水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒
エンジン最高出力 19kW(26PS)/9,500rpm
エンジン最大トルク 22N・m(2.2kgf・m)/7,750rpm
変速機形式 常時噛合式6段リターン式

※出典:HONDA.「Rebel 250 主要諸元」

YZF-R25(ヤマハ)

YZF-R25は「毎日乗れるスーパーバイク」がコンセプトで、スポーティーなスタイルでありながら扱いやすさも兼ね備えたバイクです。

レースマシンのような洗練されたデザインが採用されたフルカウルのバイクで、デザイン・走行性能ともに高水準なのが特徴です。

スーパーバイクらしく軽量でありながらも、高回転までスムーズに吹け上がるエンジンが魅力で、サーキット走行からツーリングまで幅広く楽しめます。

スポーティーなデザインでありながら、ライディングポジションは長距離ドライブでも疲れにくい工夫が施されているので、気軽にツーリングに出掛けやすいバイクです。

また車体がコンパクトで、取り回しが良いのもポイント。都心の狭い駐輪場や道路などでも使用できるため、街中での交通手段としても活躍してくれます。

「日常でもツーリングでも使いたい」「スポーティーなデザインが好き」「長距離でも疲れにくいバイクがいい」という方におすすめです。

YZF-R25のスペック

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 2,090mm×730mm×1,380mm
軸距 1,380mm
シート高 780mm
車両重量 170kg
最大乗車定員 2名
燃費 WMTCモード:37.7km/L(2名乗車時)
エンジン種類 水冷4ストロークDOHC4バルブ
エンジン最高出力 26kW(35PS)/12,000rpm
エンジン最大トルク 23N・m(2.3kgf・m)/10,000rpm
変速機形式 常時噛合式6段リターン式

※出典:YAMAHA.「価格・仕様:YZF-R3/YZF-R25」

MT-25(ヤマハ)

ヤマハの人気ネイキッド「MTシリーズ」の一つで、大都会のチーターというコンセプトで開発されました。

エンジンケースを車体の強度部材にすることで軽量化しており、前述の「YZF-R25」をネイキッド化しているのが特徴です。

「大都会のチーター」というコンセプト通り、市街地での軽快な走行性や日常使いしやすい扱いやすさに加え、スピーディーさを醸し出すデザインに仕上がっているのが魅力です。

YZF-R25と同じくコンパクトかつ軽量のため、デイリーユースに適しています。ちょっとした買い物や通勤・通学など、日常で使用しやすい毎日使えるバイクだといえます。

またコンセプトを表すような、獰猛さを感じさせる特徴的なフェイスデザインも魅力の一つでしょう。

通勤や通学、ショッピングなどにコンパクトなバイクを使用したい方や、独特のデザインが気に入った方におすすめです。

MT-25(ヤマハ)のスペック

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 2,090mm×755mm×1,070mm
軸距 1,380mm
シート高 780mm
車両重量 169kg
最大乗車定員 2名
燃費 WMTCモード:27.2km/L(2名乗車時)
エンジン種類 水冷4ストロークDOHC4バルブ
エンジン最高出力 26kW(35PS)/12,000rpm
エンジン最大トルク 23N・m(2.3kgf・m)/10,000rpm
変速機形式 常時噛合式6段リターン式

※出典:YAMAHA.「価格・仕様:MT-25」

MT-03(ヤマハ)

MT-25の兄弟的なモデルで、同じくネイキッドバイクです。

MT-25と共通のプラットフォームでありながら、よりパワフルな320ccエンジンを搭載しているのが特徴。250ccでは味わえない、力強い走りを味わえることから長く人気を博しています。

近未来系のインパクト抜群のフロントフェイスも特徴的で、スタイリッシュなデザインが街乗りに映えます。

こちらも同じく「大都会のチーター」をコンセプトに設計されており、コンパクトなデザインかつ俊敏な走りが魅力です。

兄弟モデルのMT-25よりも加速がスムーズで、直線やコーナーでの加速感が強まっています。

「スタイリッシュなデザインのバイクが好き」「スムーズに加速してくれるバイクが好み」な方におすすめです。

MT-03(ヤマハ)のスペック

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 2,090mm×755mm×1,070mm
軸距 1,380mm
シート高 780mm
車両重量 169kg
最大乗車定員 2名
燃費 WMTCモード27.6km/L(2名乗車時)
エンジン種類 水冷4ストロークDOHC4バルブ
エンジン最高出力 31kW(42PS)/10,750rpm
エンジン最大トルク 29N・m(3.0kgf・m)/9,000rpm
変速機形式 常時噛合式6段リターン式

※出典:YAMAHA.「価格・仕様:MT-25」

CBR250RR(ホンダ)

CBR250RRは軽量かつ高性能なスポーツバイクで、サーキット走行からツーリングまで幅広く楽しめるようになっています。

ホンダが誇るクラス最高峰のスーパースポーツモデルで、斬新かつ洗練されたデザインが特徴です。

スーパースポーツバイクならではの高回転域まで一気に吹き上げる高性能エンジンを搭載しており、爽快感溢れる走りを楽しめるのが魅力です。

ドライビングテクニックに応じて、出力特性を3段階に設定できるライディングモードを搭載しているので、自分に合わせた走りをみせてくれます。

快適な運転を楽しむための工夫が、随所に施されています。

また足つきが良くなっているので、初めてスーパースポーツバイクを購入する方でも乗りこなせるでしょう。

「操縦性や動力性能を優先したい」「初めてスーパースポーツバイクを購入したい」方におすすめです。

CBR250RR(ホンダ)のスペック

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 2,065mm×725mm×1,095mm
軸距 1,390mm
シート高 790mm
車両重量 168kg
最大乗車定員 2名
燃費 WMTCモード:27.1km/L(1名乗車時)
エンジン種類 水冷4ストロークDOHC4バルブ直列2気筒
エンジン最高出力 30kW(41PS)/13,000rpm
エンジン最大トルク 25N・m(2.5kgf・m)/11,000rpm
変速機形式 常時噛合式6段リターン式

※出典:HONDA.「CBR250RR 主要諸元」

Ninja ZX-25R(カワサキ)

Ninja ZX-25Rは、並列2気筒エンジンが一般的な250ccクラスで、並列4気筒エンジンを搭載したモデルです。

Ninjaシリーズ共通のデザインイメージを取り入れつつも、よりスポーティーなデザインになっているのが特徴です。スーパースポーツの要素が、かなり多く盛り込まれています。

サーキットでの本格的な走行を楽しめるバイクで、ツーリングも楽しめるのが魅力です。

薄くても吸収性の高いシートは、ホールド感に優れ快適にドライブできます。スーパースポーツでありながら、それほどキツイ前傾姿勢ではないこともあって、ワンデーツーリングでも快適に楽しめます。

またハンドル切れ角が大きいため、極低速トルクも途切れずコントロールしやすく楽にUターンできるなど、細部までこだわって作り込まれています。

「サーキットでの走行を楽しみたい」「週末のツーリングが趣味」という方におすすめです。

Ninja ZX-25R(カワサキ)のスペック

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 1,980mm×750mm×1,100mm
軸距 11,380mm
シート高 785mm
車両重量 183kg
最大乗車定員 2名
燃費 WMTCモード:18.9km/L(1名乗車時)
エンジン種類 水冷4ストローク並列4気筒/DOHC 4バルブ
エンジン最高出力 33kW(45PS)/15,500rpm
エンジン最大トルク 21N・m(2.1kgf・m)/13,000rpm
変速機形式 常噛6段リターン

※出典:Kawasaki.「Ninja ZX-25R SE KRT EDITION」

350ccのおすすめ中型バイク

GB350S(ホンダ)

GB350Sは「日常から遠出まで The Honda Basic Roadster」をコンセプトに設計された、大人気のロードスポーツバイクです。

安定した走りのため、初心者やブランクがある方など運転に自信が無い人でも、ドライブを楽しみやすいのが特徴です。

シンプルで王道なデザインのGB350に比べ、ややスポーティーなデザインになっています。街中でも違和感ないデザインのため、普段使いしやすいバイクなのもポイントです。

GB350よりも低めのハンドルとバックステップのおかげで、目線が低く臨場感ある走りを楽しめるのが魅力。体を伏せやすく「人+バイク」の一体感を味わえます。

「臨場感ある走りを楽しみたい」「ツーリングも街中も楽しめるデザインを探している」方におすすめです。

GB350S(ホンダ)のスペック

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 2,180mm×800mm×1,105mm
軸距 1,440mm
シート高 800mm
車両重量 178kg
最大乗車定員 2名
燃費 WMTCモード:41.0km/L(1名乗車時)
エンジン種類 空冷4ストロークOHC単気筒
エンジン最高出力 15kW(20PS)/5,500rpm
エンジン最大トルク 29N・m(3.0kgf・m)/3,000rpm
変速機形式 常時噛合式5段リターン

※出典:HONDA.「主要諸元 GB350」

400ccのおすすめ中型バイク

400X(ホンダ)

400Xは、アドベンチャーバイクのスタイルと軽度のオフロード走行も想定されたクロスオーバーモデルです。

250ccクラスには無いパワフルさと、大型バイクよりも軽い車体を併せ持つのが特徴です。

スーパースポーツバイクのような前傾姿勢ではなく、上半身を真っすぐ起こして乗れるライディングポジションのため、リラックスした状態で乗りやすいのが魅力です。

膝をきつく曲げる必要のないゆとりあるステップ位置や、肉厚で硬過ぎず柔らか過ぎないシートなど、細部までこだわって長時間・長距離走行しても疲れにくくなっています。

またアドベンチャーバイクとしては軽量で足つきも良いため、大柄で重量級のバイクが多いアドベンチャーバイクの中では、どのような体格のライダーでも取り扱いやすくなっています。

「ロングツーリングを楽しみたい」「取り回しやすいアドベンチャーバイクが欲しい」方におすすめです。

400X(ホンダ)のスペック

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 2,140mm×830mm×1,380mm
軸距 1,435mm
シート高 800mm
車両重量 199kg
最大乗車定員 2名
燃費 WMTCモード:27.9km/L(1名乗車時)
エンジン種類 水冷4ストロークDOHC4バルブ直列2気筒
エンジン最高出力 34kW(46PS)/9,000rpm
エンジン最大トルク 38N・m(3.9kgf・m)/7,500rpm
変速機形式 常時噛合式6段リターン

※出典:HONDA.「400X 主要諸元」

Ninja400/Z400(カワサキ)

Ninja400/Z400は、カワサキの看板ブランドであり中型バイクブームの火付け役となった「Ninja」モデルの一つです。

Ninja400とZ400の違いは、フルカウルか否か。Ninja400はフルカウルとなっており、Z400はネイキッドモデルになっています。

Ninja400の特徴は、250ccと400ccのハイブリッドなバイクである点です。

ワンクラス下のNinja250と車体を共有しているため、250ccクラスの軽量な車体に400ccの力強いエンジンを搭載しているのが魅力です。

どちらのモデルもコンパクトかつスリムにもかかわらず、長距離も楽に走れるハイパフォーマンスさを発揮するため、街乗りからツーリングまで幅広く活躍してくれます。

「コンパクト・スリムなバイクが欲しい」「街乗りもツーリングも楽しみたい」方におすすめです。

Ninja400/Z400(カワサキ)のスペック

Ninja400 NinjaZ400
ボディサイズ(全長×全幅×全高) 2,180mm×800mm×1,105mm 2,180mm×800mm×1,105mm
軸距 1,440mm 1,440mm
シート高 800mm 800mm
車両重量 180kg 178kg
最大乗車定員 2名 2名
燃費 WMTCモード:41.0km/L(1名乗車時) WMTCモード:41.0km/L(1名乗車時)
エンジン種類 空冷4ストロークOHC単気筒 空冷4ストロークOHC単気筒
エンジン最高出力 15kW(20PS)/5,500rpm 15kW(20PS)/5,500rpm
エンジン最大トルク 29N・m(3.0kgf・m)/3,000rpm 29N・m(3.0kgf・m)/3,000rpm
変速機形式 常時噛合式5段リターン 常時噛合式5段リターン

※出典:Kawasaki.「Ninja 400 KRT EDITION」

※出典:Kawasaki.「Z400」

中型バイクに乗るなら普通二輪免許を取得しよう

中型バイクは初心者でも比較的扱いやすく、バイクならではの運転の楽しさを味わえるのが大きな魅力です。

大型バイクほど大きくないため、通勤や通学、ショッピングなど普段使いしやすいのもポイント。ツーリングやサーキットでの走行だけでなく、日常生活の交通手段としても大活躍してくれます。

今回紹介したバイクの中で気になる車種があった方や、バイクに乗ってみたいと憧れている方は、これを機に普通自動二輪免許の取得を目指してみてはいかがでしょうか。

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