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武蔵境自動車教習所を知ったのは、大学で開催された合同説明会。無料のネイルサービスがあると聞き、自分が通っていた教習所との違いに驚いたのを覚えています。人と接する仕事がしたいと考え、漠然とサービス業を志望していた私。同時に、自分がまだ知らない、新しい世界に飛び込みたい気持ちもあったので、「教育業ではなくてサービス業」「生徒ではなくてお客様」という説明を受け、従来の教習所のイメージとかけ離れたギャップに、どんどん惹かれていきました。入社時は、AT限定のペーパードライバーでしたが、先輩の指導のもと、限定解除の検定に合格。その後、指導員審査に合格し、現在は普通車と二輪に加え、準中型トラックの教習を担当しています。
2年前からチームリーダーを務めているので、検定合格率や紹介数のアップという目標を達成するため、チームメンバーのモチベーションを維持することも、重要な役目のひとつです。

以前、S字・クランクの教習に苦戦し、なかなか次のステップに進めないお客様を担当したことがあります。「もう1回、今井さんにお願いします」とご指名をいただいたので、なぜ上手く曲がれないのか、お客様の視点に立って徹底的に振り返り、「次回は指導内容を少し変えてみよう」と決断。そのお客様は、発進の操作や、スピード調整にも苦手意識を持っていました。教習の前半で、発進やスピード調整の復習をしたところ、S字・クランクでも適切な速度を作れるようになり、すんなりと通過できたのです。インストラクターの指導次第で、お客様の運転は劇的に変わる。そう確信した出来事でした。お客様の不安に寄り添う指導ができるようになったのは、大きな成長だと感じています。
今の目標は、できるだけ早く、技能検定員資格を取得すること。日々の教習から多くを学びつつ、チームリーダーとしても成果を上げ、上司や先輩、後輩から信頼される人材を目指していきます。