ナンバープレートの秘密に迫る!!
こんにちは、武蔵境自動車教習所の受付、橘です。
どんどん暑くなってきましたね!夏も目前です。
さて、今回はなんとなく目にしているけれど、意味についてはよく知らない…そんなナンバープレートの秘密に迫ろうと思います。
①地名
自動車を購入すると、登録が必要になります。登録をしてくれるのが運輸支局もしくは、
自動車検査登録事務所です。その地名がナンバープレートに記載されます。
また、2006年10月10日に、「ご当地ナンバー」が導入されましたので、該当する地域に限っては、
登録事務所に関係の無い地名を記載することができるようになりました。
武蔵境自動車教習所の地名は【多摩】です。たまって響きもかわいくて好きですが、武蔵野のご当地ナンバーができたら嬉しいかも…と個人的には思いました^^
②分類番号
地名の横にある3桁または2桁の番号、これがまた奥が深いんです!
まず上一桁の番号で、車両の大きさ、用途がわかります。
1…普通貨物車 (普通自動車のうち、トラックなど貨物用途のもの)
2…普通乗合車 (普通自動車のうち、バスなど乗車定員が11名以上のもの)
3…普通乗用車 (普通自動車のうち、乗車定員が10名以下のもの)
4、6… 小型貨物車 (小型自動車のうち、貨物用途のもの。)
5、7… 小型乗用車 (小型自動車のうち、乗車定員が10名以下のもの。)
8…特殊用途自動車
9…大型特殊自動車
0… 建設機械
6と7は昔自動三輪車に使われていたそうですが、今はそれぞれ小型貨物車・小型乗用車に割り振られています。
4が足りなくなったら6、5が足りなくなったら7、という流れだそうです。
教習車も普通乗用車ですので、本来3にあたりますが、特殊用途自動車、ということで8が上一桁にきていますね!
さて、では下二桁にはどんな意味があるのか…それは、下の大きな数字【一連指定番号】が希望ナンバーかそうではないかが分かるんです!
ナンバープレートの番号は希望が出せる、というのは皆さんもご存知かと思いますが、
実は、1~3ナンバーは、下2桁10~98、4・5・8ナンバーは10~79が希望ナンバーということになるのです。(軽自動車の場合83~99)
教習車も希望ナンバーですね。実は現在使用中の教習車は全て55なんです!
武蔵境自動車教習所は今年で創業55周年!ナンバーにもこだわりました^^
③ひらがな
この文字で、用途の区別をしています。
ただ種類が多すぎて難しいので、今回は、絶対に使用されていないひらがなの紹介をします。
【お】似た字形の「あ」「す」「む」との読み誤りを避けるため
【し】「死」を連想させるため
【へ】「屁」を連想させるため
【ん】発音がしづらいため
【ゐ】【ゑ】歴史的仮名遣いのため
【し】はなんとなく分かりますが、【へ】や【お】を避ける理由が面白いですね。
④一連指定番号
ナンバープレートの一番大きな数字、これを一連指定番号といいます。
1~9999まで、希望ナンバー以外は順番に使われるそうですが、下二桁が42(死に)と49(死苦)
だけは希望しないかぎり付かないみたいです。
いかがだったでしょうか?
街中で見かける車で、「どうしてこのナンバーを希望したのかな?」なんて想像してみると
ナンバープレートを見るのがちょっと楽しくなりませんか?
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(BY 橘)