徹底比較！ＭＴ・ＡＴ、どっちの免許をとるべき！？

こんにちは！武蔵境自動車教習所、受付の橘です。

普通車運転免許を取るぞ！と決めて少し調べてみたり周りから話を聞くと、
「『ＭＴ』『ＡＴ』どっちにする？」というような事を言われたりします。
初めての運転免許取得、わからないことだらけなのが当然です。
今回は、ＭＴ、ＡＴって？どちらの免許を取ったほうがいいの？などをテーマにお話させていただきます。

1 ＭＴとは？ＡＴとは？
2 教習所に通うとき、何が違うの？
3 実際みんなどうしてるの？
4 気になること、まだまだありますよね。

ＭＴとは？ＡＴとは？

ＭＴ＝マニュアル、ＡＴ＝オートマ、オートマチックです。…さてここで私から違いをお話しても
いいのですが、せっかく教習所のコラムをお読みいただいているのですから、
その道のプロ？、インストラクターにご説明いただきましょう！

出ました！齋藤インストラクター！

齋藤インストラクターです。第一回スタッフ紹介で登場しましたので、そちらもぜひ見てくださいね！
インストラクター歴２１年の大ベテラン。期待できそうです。

「齋藤さん、ＭＴとＡＴの違いを教えてください！」

しゅうじ君
高校生

岸
インストラクター

「車両構造面からくる操作上の違い。○△＄＃％＄□…」

「ゆ、ゆっくりお願いします！免許持っていない人でも、…小学生でもわかるように！」

しゅうじ君
高校生

齋藤インストラクター…、武士のような真面目さが特徴であり、説明がちょっと難しい時も…

岸
インストラクター

「わかりやすく話しているつもりなんだけどなー…。まずＡＴ車が踏むペダルはアクセル・ブレーキの二つ。ＭＴ車はそれに加えてクラッチというペダルがあるよ。」

「クラッチってなんですか？」

しゅうじ君
高校生

岸
インストラクター

「クラッチは動力伝達装置。アクセルを踏むとエンジンに動力が行くけど、そこから車輪に丁度いい量の動力を送るのがクラッチだよ。そのクラッチの操作を誤ると起きるのがエンスト。」

「エンストってなんですか？」

しゅうじ君
高校生

岸
インストラクター

「エンストはエンジンストール。エンジンが止まっちゃうことだよ。だからＡＴには基本的にエンストが無いんだ。」

「そうだったんですね。」

しゅうじ君
高校生

岸
インストラクター

「あとはギアを変える操作があるのもＭＴ車の特徴だね。」

「ギアとは！」

しゅうじ君
高校生

岸
インストラクター

「ギアは自転車と一緒だから馴染みがあるんじゃないかな。速度に合わせて変えていくんだよ」

「あ～なるほど。なんとなくわかりました！ＭＴ車ってＡＴ車に比べると難しそうですね。どんなときに乗るんですか？」

しゅうじ君
高校生

岸
インストラクター

「トラック・バス・スポーツカーみたいな特別な車両には必要になる場合があるけれど、一般に出回っている乗用車のほとんどは今ＡＴ車だね。」

「そうなんですね。よくわかりました！齋藤インストラクターありがとうございました！」

しゅうじ君
高校生

かなり噛み砕いて教えてもらったので、厳密に言うとちょっと違うところがあるかもしれませんが、
以上の違いがあるようです。わかりましたか？？

教習所に通うとき、何が違うの？

ＭＴ車とＡＴ車の違いが十分分かったところで、実際教習所で免許を取るときどんな違いが
出てくるのかということをお話させていただきます。

まずはじめに知っておいていただきたいのが、
免許を取るとき、「ＭＴにしますか？ＡＴにしますか？」と聞かれたりしますが、厳密に言うと
ＭＴ車免許＝普通自動車免許です。ＡＴ車免許＝普通自動車免許のＡＴ限定です。
つまり、普通自動車免許を持っていれば、ＭＴ車・ＡＴ車両方を運転出来ますが、
普通自動車免許のＡＴ限定だと、ＡＴ車しか運転出来なくなります。
ただ、堅苦しいので今回は、ＭＴ免許・ＡＴ免許と分けさせていただきますね。

①時間数
ＭＴ車の方が操作が複雑、そして先述の通りＡＴ車は限定免許ということで、ＭＴよりＡＴの方が
技能時間数は短くなります。
ＭＴ…技能３４時限
ＡＴ…技能３１時限
※１時限は５０分間です。

②料金
教習所によりますが、時間数が多い！ということは料金もＭＴの方が高いことが多いです。
武蔵境自動車教習所では、差額は税込￥13,200です。（2022年現在、プランによって変動有）